現在のExcel管理をそのままGoogle Workspace（旧G Suite）で、という事でしたら、Googleスプレッドシートを利用することで可能になります。

スプレッドシートでは、MicrosoftのExcelとほぼ同様の操作を行うことができるので、Excelをクラウド上で共有して管理したいという際には便利です。

さらにスプレッドシートであれば、クラウド上で複数人で共有し 共同編集を行うことができるので、データの更新が発生した都度、ファイルを送り合う必要もありません。

一つのファイルをクラウド上で共同管理できるのでローカル上のExcelより 管理がグッと楽になります。

他にも、Google Workspace（旧G Suite）と連携したサービスとして顧客管理システムを導入することも手段の一つとなります。

たとえばZohoCRMというシステムを導入することです。

ZohoCRMはクラウド上で顧客管理を一元管理できるサービスです。

ZohoCRMでは「見込み客」「取引先」「連絡先」「商談」という営業活動の、受注までの一連のステップをクラウド上で管理することが出来ます。

各ステップでの管理情報などを自社の営業スタイルに合わせて容易にカスタマイズできるほか、各情報をレポートとして管理することが出来ます。

顧客管理をExcelで行う場合、顧客数が増えたり営業マンが増えるごとに管理が複雑になり、入力項目が増えてくる事が多いですが、ZohoCRMであればプルダウンやチェックボックスなど現場ユーザーの入力を簡略化する工夫が可能です。

また、Google Workspace（旧G Suite）とも連携が可能です。

Gmail連携

顧客担当者情報に過去のやりとりしたメールを紐付けることが出来ます。

担当者以外のユーザーが該当の顧客と担当者がどのようなやりとりをしているのか、一目で確認することが出来ます。

また、ZohoCRM上から顧客にメールを送信することも可能です。

Googleカレンダー、Google Tasks連携

ZohoCRMでは顧客への活動の履歴を管理することが出来ます。

これを予定・タスクといいますが、これをGoogleカレンダーとGoogle Tasksと動機することが出来ます。

ZohoCRM上で予定・タスクを登録すればGoogle側にも同じ予定・タスクが登録されます。

営業マンの場合、Googleカレンダーを外出先で見たら、ZohoCRMで登録した予定・タスクをチェックすることが出来ます。

要件や現状の運用状況によりGoogle Workspace（旧G Suite）の標準機能のみか、連携サービスを追加導入するか、ご提案も変わってきますので、上記のような課題をお持ちの場合はお気軽にシステムクレイスに御相談下さい。