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管理対象に含まれないユーザー用の新しい移行ツールで、アカウントの競合を解決する

2017年2月16日木曜日

Google Workspace(旧G Suite) に移行したばかりの組織には、以前に会社のドメイン名を使用して個人用 Google アカウントを設定した従業員がいる可能性があります。このたび導入される機能により、そういったアカウントが競合するアカウントになる前に、該当するアカウントを特定し、移行できるようになります。

このたび導入される、管理対象に含まれないユーザー用の移行ツールを使用すると、メールアドレスが組織の Google Workspace(旧G Suite) のものと一致する個人用 Google アカウントをすべて表示することができます。ここで確認された個々のユーザーにメールを送信し、個人アカウントを Google Workspace(旧G Suite) アカウントに移行するよう依頼します。後で依頼の対応状況を確認することができ、必要に応じて依頼を取り下げることも可能です。

従業員がアカウント移行の依頼を承諾した場合、管理者にユーザーデータへのアクセス権が付与され、そのアカウントを管理者が管理できるようになります。依頼が拒否または無視された場合、管理者がそのユーザー用に新しい Google Workspace(旧G Suite) アカウントを作成すると、そのユーザーには個人アカウントのメールアドレスの変更を求めるメッセージが表示されるようになります。この場合、個人アカウントのデータにアクセスしてそれを管理できるのは、その従業員のみです。

なお、この操作は手動で行う必要があります。複数のユーザーを対象とする依頼の送信、取り下げ、対応状況のデータのダウンロードを一度に行うことは可能ですが、API による一括処理は現在のところできません。

組織の管理者やエンドユーザーの皆様にとって、この機能が Google Workspace(旧G Suite) への円滑な移行のお役に立てば幸いです。移行ツールについて詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
Google Workspace(旧G Suite) のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: 競合するアカウントとは
ヘルプセンター: 移行ツールを使用してユーザーを管理する
ヘルプセンター: 既存の Google アカウントを見つけて管理する
ヘルプセンター: ユーザー向け: ドメイン管理アカウントへの移行

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