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更新: Google アカウントのログインページが変わります
- 2017年4月10日月曜日
Google アカウントの新しいログインページが 2017 年 4 月 5 日から段階的にリリースされることを
先日お知らせしました。これは、さまざまな端末からアカウントにログインする際の操作性の向上を目的としたものです。
ユーザーからのフィードバックに基づき、この変更による Google Workspace(旧G Suite) ユーザーへの影響を
より明確に説明できるように、リリースを 2017 年 4 月 10 日に延期しました。
すべての Google Workspace(旧G Suite) ユーザーに影響がある変更
Google アカウントのログインページは、パソコン、スマートフォン、タブレット全体で
統一感のある新しいデザインになります。4 月 10 日にまず一部のユーザーにリリースされ、
数週間かけて段階的に対象ユーザーを拡大していきます。
サードパーティの SSO プロバイダを使用していないユーザーに対する追加の変更
上記のデザイン変更に加え、Google アカウントの新しいログインページでは
[ログイン状態を保持する] チェックボックスが廃止されます。
この項目は、サードパーティの SSO プロバイダを使用していない Google Workspace(旧G Suite) ユーザーに表示されることがありました。
複数のブラウザを使用した場合の [ログイン状態を保持する] チェックボックスの動作が、
ユーザーに正しく理解されていないことがわかりました。
混乱を避けるために、チェックボックスは廃止され、ユーザーが自分でログアウトしない限り
ログインしたままの状態になります。共有の端末や公共の端末を使用する場合は、
プライベート ブラウジング ウィンドウを使用することをおすすめします。
OAuth を使用するサードパーティ製アプリケーションにアクセスする際に
サードパーティの SSO プロバイダを使用しているユーザーに対する追加の変更
サードパーティの SSO プロバイダを使用して
Google アプリケーション(Gmail、カレンダー、ドライブなど)にアクセスする場合は、
上記で説明した新しいデザインの Google アカウントのログインページ以外に Google Workspace(旧G Suite) ユーザーに対する変更はありません。
サードパーティの SSO プロバイダを使用してサードパーティ製アプリケーションにアクセスする場合は、
Google Workspace(旧G Suite) ユーザーにはログイン時にアカウント選択ページが追加で表示されます。
このページでは、認証するアカウント、アプリケーションに付与する権限を明確に確認できます。
Google Workspace(旧G Suite) ユーザーには、サードパーティ製アプリケーションにリダイレクトされる前か後に
アカウント選択ページが表示されます。これは、ブラウザおよびアクセス予定の
サードパーティ製アプリケーションにログイン済みかどうかで異なります。
どのような場合にアカウント選択ページが表示されるかの詳細については、
下記のよくある質問をご覧ください。
下記のよくある質問では、その他の質問について回答しています。
-- よくある質問 --
ID プロバイダとして Google を使用している Google Workspace(旧G Suite) ユーザーに影響はありますか?
ID プロバイダとして Google を使用している Google Workspace(旧G Suite) ユーザーの場合は、
Google アカウントのログインページのデザインのみが変更されます。
このリリースで対象となるサードパーティの SSO プロバイダは何ですか?
Active Directory フェデレーション サービス(ADFS)の SSO を含むすべてのサードパーティの SSO プロバイダで、
この新しい Google アカウントのログインフローが使用されます。
Google Workspace(旧G Suite) ユーザーに追加のアカウント選択ページが表示されるのはどのような場合ですか?
次の場合はアカウント選択ページは表示されません。
- Google Workspace(旧G Suite) ユーザーが Google アプリケーション(Gmail、カレンダー、ドライブなど)にアクセスしている場合
- サードパーティの SSO プロバイダを使用していない場合
サードパーティの SSO プロバイダを使用してサードパーティ製アプリケーションにアクセスしているユーザーは、
次の場合にアカウント選択ページが表示されます。
ブラウザにログイン済みのアカウントがある場合:
- 上記の説明にあるように、Google Workspace(旧G Suite) ユーザーはサードパーティの SSO プロバイダにリダイレクトされる前に、使用する Google Workspace(旧G Suite) アカウントの確認を求められます。
ブラウザにログイン済みのアカウントがない場合:
- サードパーティ製アプリケーションに、ホストされたドメイン(「hd」)パラメータが設定されている場合は、ユーザーはサードパーティの SSO プロバイダにリダイレクトされ、アカウント選択ページが表示されます。その際、取得された Google Workspace(旧G Suite) アカウントが表示されます。
- サードパーティ製アプリケーションに「hd」パラメータが設定されていない場合は、ユーザーはサードパーティの SSO プロバイダにリダイレクトされる前に、使用するアカウントを入力する必要があります。
「hd」パラメータの詳細については、Google Developers Blog (英語) の記事またはデベロッパー向けのドキュメント (英語) をご覧ください。
サードパーティの SSO プロバイダでサードパーティ製アプリケーションにログインする場合は、
常にアカウントを確認し、リクエストされた権限を付与する必要がありますか?
初回のログイン時に正しい Google アカウントを確認してリクエストされた権限を付与したら、
次回ログインする際はアカウント選択ページのみがもう一度表示されます。
サードパーティのクラウド アプリケーションがサービス プロバイダになる
SAML ベースのアプリケーションに影響はありますか?
SAML は認証専用のプロトコルであり、SAML アプリはユーザーから「余分な権限」を要求しません。
Salesforce、Concur、Zendesk などのエンタープライズ クラウド アプリケーションにログインするために
サードパーティの SAML ベースのアプリケーションを使用する場合、このローンチによる唯一の変更は、
新しいアカウント選択画面が表示されることです。
アカウント選択ページからアカウントを削除するにはどうすればよいですか?
[アカウントを削除] をクリックすることで、アカウント選択ページから Google Workspace(旧G Suite) アカウントを削除できます。
すべてのブラウザに影響がありますか?
はい。サポート対象のすべてのブラウザ(Chrome、Firefox、IE、Edge、Safari、Opera など)で、
新しいバージョンではこの変更が適用されます。
古いバージョンのブラウザ、または JavaScript が有効でないブラウザを使用しているユーザーには、
一時的にこれまでの Google アカウントのログインページが引き続き表示されます。
これらの変更はいつユーザーに反映されますか?
4 月 10 日に一部のユーザーへのリリースが開始されます。数週間かけてその他のユーザーにも対象を拡大する予定です。
本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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