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管理対象アプリを利用して、従業員の iOS 端末上の企業データを保護

2018年9月4日火曜日

この記事は 8 月 14 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

モバイル端末の詳細管理を有効にされているドメインの管理者様には、従業員が個人で所有している iOS 端末に保存された Google Workspace(旧G Suite) データをより効果的に保護できるよう、特定の iOS アプリを「管理対象」に指定していただけるようになりました。

アプリを管理対象にすることで、次のことが可能になります。
  • アプリのデータが iCloud にバックアップされないようにする。
  • 管理対象アプリのファイルが管理対象外のアプリで開かれないようブロックする。
 

なお、これらの操作は、管理対象アプリ上の個人データと企業データの両方に影響します。詳しくは、iOS 端末でのアプリの管理をご覧ください。

アプリを管理対象に指定する
iOS 端末向けの新しいアプリをホワイトリストに登録するときに、[管理対象アプリにする] を選択できるようになりました。端末の MDM プロファイルが削除された場合には、管理対象にしたアプリをその端末から自動的に削除するよう設定することもできます。
 
iOS 端末向けの新しいアプリをホワイトリストに登録するときに、そのアプリを「管理対象」に指定できるようになりました。
 

すでにホワイトリストに登録済みのアプリについては、管理コンソールでそのアプリの設定を変更することで、管理対象に指定することができます。
すでにホワイトリストに登録済みのアプリは、管理コンソールで設定を編集することで、管理対象に指定することができます。


ユーザーへの通知と必要な対応
アプリを管理対象に指定すると、そのアプリをダウンロードしたすべてのユーザーに対して、Google Device Policy アプリでのアプリの更新を求めるメッセージが表示されます。
 
管理者によって管理対象に指定されたアプリを更新するよう、ユーザーに対してメッセージが表示されます。
 
ユーザーはアプリの管理に同意する必要があります。同意しない場合は、自身のスマートフォンからの企業データへのアクセスが一切できなくなります。


通知を受け取ってから 12 時間以内に対応を行わなかった場合、該当のアプリを管理対象にするよう求める通知がもう一度表示されます。
 

通知を受け取ってから 24 時間以内に対応を行わなかった場合、自身の端末からの企業データへのアクセスが一切できなくなります。
 

なお、管理者が管理対象アプリを「管理対象外」に変更した場合、ユーザーは Google Apps Device Policy ペイロード プロファイルを削除して、そのアプリが管理対象外になるようにする必要があります。

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
Google Workspace(旧G Suite) のすべてのエディションが対象

展開ペース:
拡張的に展開(機能が表示されるまでに 15 日以上かかる可能性があります)

対象:
管理者とエンドユーザー

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: iOS 端末でのアプリの管理

 

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