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近日予定されている変更: 管理者によるプロフィール項目の詳細な管理、連絡先のオン / オフ設定に関する変更

2017年6月5日月曜日

2017 年 6 月 26 日にリリースされる変更により、Google Workspace(旧G Suite) 管理者はユーザー プロフィールを直接管理できるようになります。今回その対象となるのは [名前]、[写真]、[性別]、[誕生日] です。これまでは Google+ にアップグレードしたエンドユーザーのみがこれらの項目を編集できましたが、新しいコントロールにより、Google+ の状態に関係なく、エンドユーザーが編集できるプロフィール項目を管理者が決定できるようになります。さらに、機能の特徴をわかりやすくするために [連絡先] 設定の名称を [ディレクトリ] に変更します。これに伴い、連絡先のオンとオフの設定は削除されます。

変更の詳細

管理者は管理コンソールを使用して、ユーザーによる [名前]、[写真]、[性別]、[誕生日] の変更を有効または無効にできるようになります。これまでどおり、管理コンソールで直接これらの項目を設定することも(サポートされている場合)、Google Cloud Directory Sync を使用して値を同期することもできます。

プロフィールの編集の可否は、ドメイン全体または組織部門単位で切り替えることができます。


編集の可否に関する設定は、Google サービス全体で常に優先されます。編集を有効にすると、ユーザーは [アカウント情報]、[ユーザー情報]、またはプロフィール編集がサポートされている他の場所からプロフィール情報を変更できます。編集が無効になっている場合、プロフィールの変更が必要なユーザーは管理者に連絡することになります。

これを手始めとした数回のリリースにより、管理者はユーザー プロフィール データの編集の可否をより詳細に管理できるようになります。今後もプロフィール、ディレクトリ、連絡先の管理をさらに改善して随時お知らせします。

連絡先のオンとオフのサービス設定: このリリースの一環として、2017 年 6 月 26 日より連絡先サービスのオンとオフの設定が管理コンソールから削除されます。現在この設定によって制御されるのは、ウェブの連絡先管理ツール(contacts.google.com)へのアクセスのみです。Gmail の連絡先管理ツールやコンタクトのプレビューなどへのユーザー アクセス、連絡先への API アクセス、ディレクトリ機能へのアクセスは制御されません。

連絡先のオンとオフの設定が管理コンソールから削除されても、すでに指定されているウェブの連絡先管理ツールに対するオンとオフの設定は保持されます。この設定を変更する必要があるかどうかを確認し、必要な場合は 2017 年 6 月 26 日より前に管理コンソールで変更を行ってください。
管理コンソールで既存の設定を確認できます。
 

連絡先のオンとオフの設定で制御されるアクセス
連絡先のオンとオフの設定で制御されないアクセス
ウェブの連絡先管理ツール(contacts.google.com)
  • Gmail に組み込まれているウェブのコンタクト
  • ウェブのコンタクトのプレビュー
  • 連絡先への API アクセス
  • ディレクトリ機能(オートコンプリートなど)


最終的にウェブの連絡先管理ツールがコンタクトのプレビューに移行されると、現在の設定は効力を失って完全に廃止されることになります。

編集の可否のデフォルト設定: リリース時の動作はリリース前の動作と一致します。たとえば、Google+ が組織部門で無効になっていてリリース前に編集が制限されていた場合は、編集の可否が「オフ」に設定され、ユーザーは名前、性別、写真、誕生日を編集できません。ドメインで Google+ が有効になっている場合は、Google+ ですでに設定された名前の編集の可否が優先され、そのまま継承されます。ご利用のドメインへの影響を最小限に抑え、かつ柔軟に変更を行っていただけるように、このような設計となっております。
 

現在の組織部門またはユーザーのステータス
プロフィール編集のデフォルト設定
Google+ が有効で名前の編集は無効
名前の編集が無効で他の項目は有効
Google+ も名前の編集も有効
編集は有効
Google+ は無効
編集は無効
リリース後に新規作成されたドメイン
誕生日の編集が有効で他の項目は無効


Google Workspace(旧G Suite) for Education ドメインに固有の動作: Google Workspace(旧G Suite) for Education ドメインについては、誕生日の編集の可否を管理できません。これらのドメインでは、Google+ が有効になっていてアップグレード時に編集する以外は、エンドユーザーが誕生日を編集することはできません。
既存のプロフィール写真が設定されたドメインに固有の動作: 一部のドメインでは、Google+ が有効になっていなくてもユーザーがプロフィール写真を使用している場合があります。これらのドメインについては、既存の写真に影響が及ばないように、リリースの時点で写真の編集が有効になります。ただし、管理者はリリース後に設定を変更できます。

本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細

リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象(2017 年 6 月 26 日)

エディション:
Google Workspace(旧G Suite) のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
管理者とすべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ディレクトリ プロフィールの変更を管理する

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