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2019 年 6 月 25 日よりデフォルトで Gmail 情報保護モードが有効に

2019年6月11日火曜日

この記事は 5 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新しい機能の概要

今年の初めに、Google Workspace(旧G Suite) での Gmail 情報保護モードのベータ版のリリースについてお知らせしました。2019 年 6 月 25 日より本機能の一般提供が開始され、ユーザーは情報保護モードでメールを送信できるようになります。

情報保護モードは、下記の手順に沿って無効にしない限り、Gmail が有効になっているすべてのドメインでデフォルトで有効になります。

ご利用対象

管理者とエンドユーザー

利点

情報保護モードでは、送信者がメールの有効期限を設定したり、送信済みメールを取り消したりできるようにするビルトインの Information Rights Management による制御ができます。送信者は、メールの閲覧にテキスト メッセージ経由での追加認証を必須とすることもできるため、メールの有効期限が切れるまでに受信者のメール アカウントが不正アクセスを受けた場合でもデータを保護できます。また、情報保護モードを使用すると、受信者はメールや添付ファイルを転送、コピー、印刷、ダウンロードできません。

ご利用方法 

  • 管理者: 管理者は、ユーザーに情報保護モードの使用を許可するかどうかを指定できます。[アプリ] > [Google Workspace(旧G Suite)] > [Gmail の設定] > [ユーザー設定] に移動し、次のいずれかのオプションを選択します。
    • 無効にする: このオプションを使用すると、ドメイン内のユーザーは情報保護モードでメールを送信できません。
    • 今すぐ有効にします(ベータ版): このオプションを使用すると、情報保護モード(現在ベータ版でご提供中)が有効になります。2019 年 6 月 25 日に一般提供が開始された後も引き続き有効になります。
    • 機能の一般提供時に有効になります: デフォルトのオプションです。2019 年 6 月 25 日にこの機能の一般提供が開始されると、情報保護モードが有効になります。
  • エンドユーザー: Gmail 情報保護モードのリリース後、情報保護モードのメールを送信する、開くの手順を実施します。 

詳細

Gmail 情報保護モードと Vault および電子情報開示の連携の仕組み
ユーザーが情報保護モードでメールを送信すると、メールの本文と添付ファイルがリンクに置き換えられ、件名とリンクを含む本文のみが SMTP 経由で送信されます。つまり、ユーザーが Gmail 情報保護モードでメールを送受信すると、Vault では情報保護モードのメールが保持、保存、検索、エクスポートの対象として扱われます。受信したメールの本文は、送信者が組織内のユーザーである場合にのみ Vault から取り扱うことができます。

関連情報 

リリース時期

展開の詳細

Google Workspace(旧G Suite) のエディション
  • G Suite のすべてのエディションが対象

デフォルト設定
  • この機能は 2019 年 6 月 25 日以降、デフォルトで有効になります。


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