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Google Workspace(旧G Suite) 管理者レポートに、ユーザー アカウントのセキュリティに関する新しい分析情報を追加

2018年8月29日水曜日

この記事は 8 月 6 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

新たなツールの追加により、管理者は不審なアクティビティを特定したり、セキュリティ ポリシーの変更の影響を把握したりできるようになりました。Google Workspace(旧G Suite) 管理者は、ユーザーのアカウントを保護し、組織のセキュリティを確保するという重要な役割を担っています。これを確実に実践するには、ユーザー アカウントに関する操作を把握する必要があります。そこで、Google Workspace(旧G Suite) 管理コンソールにユーザー アカウントのアクティビティに関するレポートを追加することで、詳細を確認できるようにしました。

アカウントの不審な動作をモニタリング

Google Workspace(旧G Suite) 管理者は次のような重要なユーザー操作に関して、レポートを使用して監査したり、アラートを設定したりすることができます。

 
  • パスワードの変更
  • 2 段階認証プロセスの有効化、無効化
  • アカウント復元用情報の変更(電話番号、セキュリティ保護用の質問、再設定用のメールアドレス)
 

操作を行った特定のユーザー アカウントで絞り込む

このような操作を確認できれば、管理者は不審なアカウントの動作を検出したり、ユーザー アカウントが不正アクセスされた時期を特定したりしやすくなります。たとえば、ユーザーがパスワードとパスワード再設定情報の両方を最近変更し、管理者がそのことを把握したとします。これは、ハイジャッカーによるアカウント乗っ取りの兆候である可能性があるため、管理者は、ユーザー アカウントに関するレポートを使用して変更の日時と IP アドレスを追跡し、不審な操作かどうかを確認できます。また、調査の状況次第で適切な処置(パスワードの再設定、2 段階認証の無効化など)を行って、ユーザー アカウントを復元することができます。

ユーザー アカウント アクティビティをモニタリングし、不審な操作に対するアラートを設定する方法については、ヘルプセンター記事をご覧ください。

セキュリティ ポリシーの変更の影響を確認する

新しいレポートを使用して、組織のセキュリティ対策を可視化することもできます。たとえば、管理者はドメイン全体で 2 段階認証プロセスの導入を増やす取り組みの進捗状況をモニタリングできます。

このレポートを表示するには、管理コンソール > [レポート] > [監査] > [ユーザー アカウント] にアクセスします。
 

日付と種類で操作を絞り込む

リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション
Google Workspace(旧G Suite) のすべてのエディションが対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに最長で 15 日かかります)

対象:
管理者のみ

対応:
管理者による対応を推奨

より詳しく
ヘルプセンター: ユーザー アカウントの監査ログ



リリース カレンダー(英語)
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