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Gmail に新たに組み込まれた保護機能で添付ファイルの不正なソフトウェアを撃退

2017年6月6日火曜日

Google セキュリティ ブログ(英語)に同じ内容が投稿されています)
 

投稿者: Sri Somanchi(Gmail 迷惑メール対策、プロダクト マネージャー)

このたび、機械学習を活用したフィッシングの早期検出、悪質なリンクに対するクリック時の警告、意図しない外部への返信に関する警告など、Gmail の新しいセキュリティ機能 (英語) を発表しました。さらに、悪質な添付ファイルに対する防御策も更新されています。

まずは、悪質な添付ファイルに対する新たな防御策についてご説明します。スパムシグナルを添付ファイルと送信者のヒューリスティックに関連付けることで、新しい未知の不正ソフトウェアを含むメールを予測できるようになりました。こうした保護機能により、Gmail はゼロデイの脅威、ランサムウェア、ポリモーフィック型マルウェアからユーザーをより確実に保護することができます。

また、実行可能ファイルや JavaScript ファイルなど、潜在的なセキュリティ リスクの高いファイル形式はブロックされます。

機械学習の活用によって Gmail の迷惑メール検出の精度は 99% を超えました。日々送られてくる膨大な不要メールを新しい保護機能で確実に拒否することで、ユーザーが脅威にさらされるリスクを軽減できるのです。

自動保護機能の継続的な改善

今回の新しい変更は、進化を続ける脅威に先手を打つべく、保護機能の改善に絶えず取り組んできた最新の成果です。長年にわたり、怪しげなメールの添付ファイルを使用して迷惑メールフィルタをすり抜けようとする行為が行われてきましたが、Google ではそうした潜在的な不正行為を次のようなさまざまな方法でブロックし続けています。
  • ウイルスが検出された場合はメールを拒否して送信者に通知する。
  • ウィルスに感染したファイルが添付されたメールの送信を阻止する。
  • ウィルスが検出された場合は添付ファイルのダウンロードを阻止する。
不正行為が続く限り、Google の取り組みも続きます。
 
これらの保護機能の完成には、Vijay Eranti(Gmail 迷惑メール対策)、Timothy Schumacher(Gmail 迷惑メール対策)、Harish Gudelly(Google ウィルス対策)、Lucio Tudisco(Google Workspace(旧G Suite) 不正行為対策)が大きく貢献しました。


本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

エディション:
Google Workspace(旧G Suite) のすべてのエディションが対象

展開ペース:
完全に展開(機能が表示されるまでに 1~3 日かかります)

対象:
すべてのエンドユーザー

対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨

より詳しく
The Keyword: Gmail ブログ (英語)
添付ファイルのウィルス スキャン

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