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Gmail のデータ損失防止 (DLP) を使用したデータの保護

2015年12月11日(金曜日)

社外秘の技術革新データや戦略的計画または人事情報など、すべての企業において秘密にすべきデータがあります。不注意や意図的な漏洩からすべてのデータを保護するには、シンプルさ、迅速さ、かつ信頼性が必要です。Google for Work では、暗号化、共有の管理、携帯端末管理、2 段階認証などのツールを使用して、これまでも管理者の情報セキュリティの管理を支援してきました。しかしユーザーの行動が、これらすべての管理を危険にさらしてしまうこともあります。たとえば、慎重な扱いを必要とする内容において、特定の相手にメールを送信するつもりが、"全員に返信" してしまったなどです。

本日より Google Workspace(旧G Suite) Unlimited ユーザーの場合、機密情報を知るべきではない人たちへの漏洩を防ぐため、Gmail のデータ損失防止 (DLP) に別の保護レイヤが追加されることになりました。

Gmail DLP の動作
たとえば、営業部門は顧客のクレジットカード情報を外部に共有してはならないというポリシーが組織にあるとします。この情報を安全に保護するため、管理者は定義済みコンテンツ検出子のライブラリから [クレジット カード番号] を選択して、DLP ポリシーを簡単に設定することができます。Gmail の DLP では、営業部門から送信されるすべてのメールを自動的に確認し、評価のためメールを検疫し、情報を修正するようユーザーに指示する、またはメールの送信をブロックして、送信者に通知するなど管理者の指定に基づいて対処することができます。

これらのチェックは、メールばかりでなくコンテンツ内の一般的な添付ファイルの形式 (ドキュメント、プレゼンテーション、スプレッドシートなど) にも適用されます。管理者は、キーワードや正規表現を使ってカスタマイズしたルールを作成することも可能です。そのためコードネーム Lochness を構築している極秘の新製品があれば、管理者は lochness 、機密、漏洩を防止できるその他のキーワードでカスタマイズしたチェックを作成することができます。
詳細は、定義済みコンテンツ クリエイターや利用方法も含まれている DLP ホワイトペーパー (英語) をご覧下さい。Gmail の DLP は、ルールに基づいたセキュリティを Google Workspace(旧G Suite) 全体に提供する長期投資の第一歩です。他のルールに基づいたセキュリティ システムと共に、来年早々 Google ドライブでも DLP を提供できるよう取り組んでいます。

注:この機能は、Google Workspace(旧G Suite) Unlimited ユーザーのみご利用いただけます。


リリースの詳細
即時リリースと計画的リリースの両方が対象

展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)

対象:
管理者のみ 

対応:
管理者による対応を推奨 

より詳しく
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