この記事は 9 月 2 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。

概要 

Google ドライブには、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、PDF、画像など、Googleがサポートしている様々なファイル形式でファイルが保存されています。この度インターネットに接続していないオフラインの状態でも、これらすべてのファイルを利用することが可能になりました。

2019 年、Google ドキュメント 、スプレッドシート 、 スライド形式以外のファイル（PDF、画像、Microsoft Office ファイル等）を Google ドライブからオフラインで利用できるようにする機能がベータ版としてリリースされていましたが、今回この機能が一般に公開されました。 「オフラインで利用可能」に設定したファイルは、オフラインでもブラウザから開くことができます。

Chromebook ユーザーは、Chrome OS から開けるファイルアプリで、Google ドキュメント 、スプレッドシート 、スライド形式のファイルを選択して「オフラインで使用可」に設定可能です。いちいち Google ドライブや Google ドキュメントを開くことは不要です。

対象

管理者とエンドユーザー

利点 

移動の際やインターネット接続が不安定な場合でも、ユーザーが Google ドライブ内のすべてのファイルにアクセス可能です。

補足情報

Google ドキュメント 、スプレッドシート 、 スライド形式以外のファイル（PDF、画像、Microsoft Office ファイルなど）を Google ドライブからオフラインで利用するためには、パソコンにインストールされたアプリを使用する必要があります。この機能はパソコン版 Google ドライブですでに利用可能です。

ご利用にあたって

• 管理者: ドメインでパソコン版Googleドライブを利用できるようにし、オフライン アクセスを有効にする必要があります。
• エンドユーザー: ヘルプセンターで、Google ドライブ内のファイルをオフラインで利用する方法と、Chromebook で Google ドライブ内のファイルをオフラインで利用する方法をご確認下さい。
•  

リリース スケジュール

• 即時リリースを利用しているドメイン: 2021 年 9 月 2 日以降、段階的に展開（最長 15 日で機能が実装されます）
• 計画的リリースを利用しているドメイン: 2021 年 9 月 14 日より段階的に展開（最長 15 日で機能が実装されます）
•  

ご利用対象

• Google Workspace をご利用のすべての方、および Cloud Identity Free、Cloud Identity Premium、G Suite Basic または Business をご利用の方。個人用アカウントでも利用可能です。