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Google Cloud Search のご紹介:Google 検索の先端技術を Google Workspace(旧G Suite) でも活用
- 2017年2月13日月曜日
(The Keyword(英語)に同じ内容が投稿されています)
投稿者: Brent VerWeyst(Google Cloud、プロダクト マネージャー)
毎日世界中の人々が、Google 検索を活用して世界中の情報にアクセスしています。実際、年間の検索回数は 1 兆回を超えています。Google では、機械学習などの新しいクラウドベースのテクノロジーをウェブ検索エンジンに投入し続ける一方、同じテクノロジーで企業の社内情報検索を支援したいと考えています。そこで本日ご紹介するのが、人工知能を活用して Google Workspace(旧G Suite) 全体の横断的な検索を可能にする新サービス、Google Cloud Search(旧称 Springboard)です。
多くの企業がデータや業務をクラウドに移行する中で、社内情報の分類は複雑さを増しています。その結果、職場には複数のシステムが混在し、膨大な量のデータが、メール、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、社内サイトなどにさまざまな形式で保管されています。米マッキンゼー社の調査 (英語) によると、実際、平均的な知識の労働者は 1 週間の勤務時間の約 20% を情報の検索や集約に費やしているということです。つまり、仕事に必要な情報を見つける過程に、多くの時間が費やされているのです。
自分に合った、よりスマートな検索機能
Cloud Search を使うことで、Google 検索と人工知能の長所が Google Workspace(旧G Suite) にもたらされます。横断的な検索と先回りした情報提供によって、1 日を通して従業員を支援します。
たとえば、スマートフォンやノートパソコンで Cloud Search アプリを開くと、関連情報がシンプルなカード(アシストカード)にまとめて表示されるので、常に状況を把握することができます。アシストカードは、適切な情報を適切なタイミングで見つけるための新しい方法です。この機能は Google の人工知能テクノロジーを活用したもので、次の会議の情報や、目を通す必要があるファイルがカードに示されます。適切な情報が適切なタイミングで提供されるように設計されているため、1 日の仕事をより効率的に進めることができます。Google では引き続き、どのように情報を提供するのが最も有用であるかを検討し、Cloud Search のアシストカードを増やしていく予定です。
情報の検索だけでなく、会社のディレクトリ リストからユーザーを検索することもできます。同僚の連絡先情報に加えて、共有する予定やファイルが表示され、その画面から、メールを送信するか、電話するか、ハングアウトを開始するかをタップ 1 つで選択することもできます。
ビジネスにとってプライバシーは最優先事項です。Cloud Search は Google Workspace(旧G Suite) のファイル共有のアクセス権を遵守するため、アクセスできるファイルのみを検索して見つけることができます。つまり、休暇に関する規定のような社内リソースは組織内の全員が見つけることができますが、特定のチーム プロジェクトはチーム内のユーザーにしか表示されず、個人の予定リストは本人のみが利用できます。
職場の情報分散を解消
昨夏の早期導入プログラムの開始以来、複数の企業が Cloud Search を使用して情報の分散をなくし、以前よりスムーズに情報にアクセスできるようになりました。世界的メーカーに ERP ソリューションを提供する QAD は、企業における財務、サプライチェーン、ビジネス インテリジェンスなどの管理を支援しています。戦略的な経営判断を下すためには情報が必要ですが、ドキュメントを精査する時間は限られています。そこで QAD では、調査の補助に Cloud Search を利用しています。
「QAD での仕事はスピードがものを言います。そのため、俊敏性、柔軟性、シームレスな情報アクセスを提供するテクノロジーを必要としています。Cloud Search はそれを提供してくれます。異なるコンテンツ システムにまたがる情報の分散が解消され、広くアクセスできるようになりました。IT 部門の負担はほとんどありません」と IT アーキテクト担当ディレクターの Scott Lawrence Lawson 氏は言います。
Google Workspace(旧G Suite) への導入
Cloud Search (英語) は、Google Workspace(旧G Suite) Business および Google Workspace(旧G Suite) Enterprise エディションをご利用のお客様を対象にグローバルに展開されます。さらに今後、Cloud Search にサードパーティのアプリケーションとの統合などの機能を追加することで、皆さまが Google Workspace(旧G Suite) にとどまらず、さまざまな情報源からデータを見つけて使用し、それを最大限に活用できる仕組みを強化していきます。
本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
- 即時リリースと計画的リリースの両方で、新しいサービスを自動的に追加することを選択したお客様を対象に、Cloud Search を 2017 年 2 月 14 日(火曜日)にリリースします。
- 新しいサービスを手動で有効にすることを選択したお客様が組織で Cloud Search を使用できるようにするには、Cloud Search を有効にする必要があります。2017 年 2 月 14 日以降、管理コンソールでこの操作を行うことができます([アプリ] > [Google Workspace(旧G Suite)] > [Cloud Search])*。
エディション:
Google Workspace(旧G Suite) Business エディションと Google Workspace(旧G Suite) Enterprise エディションが対象
展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)
対象:
すべてのユーザー
対応:
必要に応じてチェンジ マネジメントを推奨
より詳しく
Cloud Search 管理者ヘルプセンター
Cloud Search ユーザー ヘルプセンター
Cloud Search ラーニング センター (英語)
Cloud Search サービスのページ (英語)
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