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MDM プロファイルを使わずに iOS 搭載端末を管理
- 2016年12月22日木曜日
現在利用できるすべての企業向けモバイル管理(EMM)ソリューションでは、企業のモバイル ポリシーを適用するためにエージェントまたはプロファイルが必要となります。そのため、Google Workspace(旧G Suite) 管理者が従業員に業務で各自のモバイル端末を使用してもらうことを希望していても、従業員が自身の端末にエージェントやプロファイルを設定することに難色を示すという問題に直面します。個人の端末に企業アカウントを追加したくないという従業員も多くいるでしょう。
今回は管理者と従業員の双方のニーズを満たすべく、エージェントを使わずに iOS 搭載端末を管理できる「基本モバイル管理」をご紹介します。
基本モバイル管理を使用すれば、管理者はユーザーに MDM プロファイルのインストールを依頼しなくても基本的なセキュリティを iOS 搭載端末に適用できます。また、Apple Push Certificate を設定する必要がなくなり、証明書を定期的に更新する負担からも解放されます。
基本モバイル管理では次の操作が可能です。
- 画面ロックを設定する。
- 企業アカウント(端末全体ではない)をワイプする。
- 端末の一覧を表示、検索、管理する。
基本モバイル管理により、個人アカウントと同様に企業アカウントを設定できるため、従業員にとっても業務で各自の端末を使いやすくなります。
iOS 搭載端末での追加制限、モバイル監査、アプリケーション管理が必要な場合は、引き続き詳細モバイル管理を使用する必要があります。
基本モバイル管理の詳細と利用方法については、ヘルプセンターをご覧ください。
エージェントレス型管理は、現在のところ iOS 搭載端末でのみご利用いただけます。Android 搭載端末については、管理者の方が基本モバイル管理を選択されていても、ユーザーによる Device Policy アプリのインストールが必要です。
本ブログの原文(英語)は、こちらをご覧ください。
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リリースの詳細
リリース方式:
即時リリースと計画的リリースの両方が対象
エディション:
Google Workspace(旧G Suite) のすべてのエディションが対象
展開ペース:
段階的に展開(機能が表示されるまでに 4 日以上かかる可能性があります)
対象:
管理者のみ
対応:
管理者による対応を推奨
より詳しく
ヘルプセンター: モバイル端末管理機能を設定する
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